まず、以下のように、販売(勧誘)する目的を告げず、
事実と異なる説明をして訪問してきます。 |
「このマンションで水漏れが発生している。」 |
「今日、このマンションの他のお部屋の工事をしていたが、
使用配管に問題があるため痛みがひどい。水回りを見させてください。」 |
↓マンションの管理会社関係の業者と思い、水周りを点検すると |
以下のような、ウソ(不実告知)の説明をして、不安感を煽ります。 |
「長期間、浴室水周りのメンテナンスが行われていない。」 |
「現在のユニットバスはマンション建設当初のもので、かなり古く、
水漏れやカビのおそれのある。」 |
「ここのマンションは取替えは必然なので1,2年以内にやらないといけない。」 |
「階下に水漏れしたら、、下の部屋の人に迷惑がかかる。」
「このマンションで水漏れで200万もの損害を出した人がいる。」 |
「今のうちに改修した方が良い。このままにしておくと大変なことになる。」 |
「皆さん契約済みです。」
「このマンションの、多くのお部屋で既に対策済みです」 |
↓そして、リフォーム工事を勧めてきます。 |
「本来なら200万円位かかるが、今なら、他のお部屋の工事と、まとめて施工することができる。資材運搬費や職人の手配も必要ないので、金額も安くなる。月々の支払いは、1万○千円程度でできる。工事も○日間で終る。」 |
「ただ、この金額は今回でなければ二度と出せない。」 |
↓値段を聞いて、躊躇していると、 |
「明日から休みで、ぼくらがここに来るのは今日が最後。」 |
「水漏れで被害が出てから高い値段で工事をするか、
それとも今、安い金額で工事しておくか、ということです。」 |
↓それでも、2・3日考えたいと言うと、、 |
「お宅だけの問題ではない。契約しないとここを一歩も動かない。」 |
「こんなにまじめに心配をしているのに、まだ分からないのか。」 |
「契約しないということは、後で水漏れ被害が出てもいいんだな、いいんだな。」「周囲の迷惑を何も考えないのか。」「このマンションに住む資格がないな。」などと凄まれ、仕方がなく契約をした。 |
↓その後、 |
書類を確認したところ、総額で百万円をこえていることに初めて気がづき、マンション管理会社に、配管について電話確認してたところ、
「水漏れがあるとこちらに連絡があるはずだが、1件も報告を受けていない。」 |
「そもそも配管に関してはマンション内部でも管理会社の管理下にあり、
水漏れが発生しても保険が適用されます」 |
「配管はすべて塩化ビニール管で鉄管は使用していません。」 |
とのことだった。 |
おかしいと思い、電話やハガキでクーリングオフを申し出たところ、 |
クーリングオフを妨げたり、契約維持を強要するケースがあります。 |
すぐに業者に電話を入れ、クーリングオフを申し出たが、「担当者がいないのでわからない。」と言われ、連絡が取れない状態が続いた。ようやく連絡が来ると、 「既にクーリングオフ期間も過ぎているので、解約はできない。」と言われた。 |
「既に、職人も手配済みだし、部材も注文してしまった。いまからキャンセルとなると、かなり違約金がかかりますよ。」と言われた。 |
「工事は商品とは違ってクーリングオフの対象外。工事代金の支払いがない場合は、法的手段を取るかもしれない。」とウソを言われた。 |
郵送されたクーリング・オフ通知を受け取らず、逆に販売員を差し向け、契約の継続を強要された。 |
クーリング・オフのハガキを郵送したにも関わらず、「これから工事をします。」と訪問してきた。 |
担当者に電話でクーリングオフを申し出た。電話の際には「こちらで手配しておきます」との返答だったが、その後、工事予定日の連絡がきた。
「クーリングオフしたはずだ。」というと、「クーリングオフの通知は受け取っていません。」「クーリングオフの通知は出したのですか?」 「出していないなら、既にクーリングオフ期間は過ぎているので、クーリングオフはできません。」と言われた。 |
このように |
業者側は、無料点検を装うなど、本来の勧誘する目的を告げずに訪問してくる事が多く、また、事例のように、不実の事を告げて、不安感を煽ったり、 |
「今だけ。」「今なら。」「特別に。」等と言って、その場での契約を迫ります。さらに、「解約はできない。」などとクーリングオフを妨げることもあります。 |
しかし、 |
不実告知やクーリングオフ妨害行為があったとしても、後日その事実を証明することは困難です。 |
クーリングオフ期間が過ぎてしまえば、 |
クーリングオフ期間が経過してしまうと、クーリングオフ制度の利用は困難となります。 |
クーリングオフは、1分・1秒でも期間が経過してしまえば、特殊な事情のない限り、行使できなくなります。担当者の口約束をあてにすることなく、手遅れになる前に専門家に依頼する事をお奨めします。 |
クーリングオフは、トラブル防止のため、内容証明郵便で行うことが最適です。 |
訪問販売のクーリングオフ手続き代行はここから |