ターゲットは、アパート・マンションの一人暮らしの若者、
また、新しく入居してきたばかりに被害にあったという相談が非常に多いです |
↓まず |
「マンションの水道の管理に来ました。」 |
「今、このマンションで水質調査を無料で行っています。」 |
「給湯器について、入居の際の説明に不足がありましたので、補足説明のために皆さんのお宅をまわっています。」 |
「水道局の依頼を受けて、給湯器の点検について指導に来た。」 |
「現在、水に関する切り替え作業を行っており、10分程度で終わる。」 |
「この地域で活水機の設置が可能になったので、説明をします。」 |
*販売員は、作業着を着ていたり、そのマンションの販売会社名を知っていることが多い。 |
↓そして部屋に入れると |
「ここ最近、給湯器の掃除をしていなかったため、4・5年で給湯器が壊れるケースが多発している。」と言いながら、手際も良く、実際にやり方を説明します。 |
「給湯器の寿命を延ばすには、この掃除を毎月やらねばならない。」 |
「月に1度、必ず、フィルターの掃除をして下さい」 |
「水がずっと中に入っているとヌメリがでますから、月に1度は給湯器の中を乾燥させないといけません。」 |
と言いながら、フィルターは実際に取り外して、洗い方まで指示されます。 |
「とにかく面倒くさい。」「でもこれをやらないと壊れる。」「給湯器の乾燥は、半日作業。」などと、面倒で、手間と時間がかかることを強調する。 |
次に、配水管を点検すると言い、配水管のあるドアを開けて中を見ると、 |
「オーナーになると給湯・給水管の洗浄が3年に1回必ず必要になります。」 |
「それは大体、1回15万円前後します。3年に1回必ずです。」 |
「今までは大家さんがやってくれてたから知りませんでしたよね?」 |
と費用がかかることを強調する。 |
↓次に商品の勧誘をしてきます |
「しかし、この活水器を、占有部分の配管の元につければ、水をイオン水にしてくれるので、給湯器の掃除は不要。また、配水管の汚れもなくなる。」 |
「しかも、パイプ・蛇口に挟み込むだけででフィルター交換はいりません。浄水器のように維持費もかららず、半永久使用可能です。先ほどの面倒な月に1度の掃除も、この洗浄も必要ないんです。」などと、手間も時間も維持費かからないことを強調します。 |
また、 |
「浸透性に優れ、手・肌がしっとりする。」 |
「キッチンのヌメリもなくなり、水垢もつかず、掃除が楽になる。」 |
「まろやかな口あたりで、お茶や料理もおいしくなる。」 |
「汚れ落ちもよく、泡切れがよいので、節水にもなる。」 |
「今日、ちょうどにこのマンションに一斉取付けに来ているので、今だったら手数料が一切かからずに済む。」 |
「営業じゃなく工事の人間なので、割安なプランをお勧めできる。」 |
「これさえつければ、後はなーんにもしなくていいんですよ!」 |
と費用が格安であることを強調。 |
↓まずは、気軽なレンタルを勧めることもあります |
「1日、約百数十円だけで半永久的に使用することができる。」 |
「1日、約百数十円だからみなさん契約している。」 |
などと、割安感と、お手軽感を強調し、レンタルを勧めることもあります。 |
↓ 次に、その後、レンタルではなく、購入を勧めます |
「実は、今回契約した人には、販売もしている。」 |
「ずっとレンタルするなら、買い取ったほうがこれだけお得。」 |
「うちには儲けがあまりないけどね。」などと、買取を勧める。 |
*目的は、当初から販売目的です。 |
*ただ、中には5年間のレンタル契約(中途解約不可)を、口座自動引落で契約させる場合もあります。(実質上は、買取価格) |
おかしいと思い、電話やハガキでクーリングオフを申し出たところ、 |
クーリングオフを妨げたり、契約維持を強要するケースがあります。 |
「商品の性質上、再利用は出来ないのでクーリングオフは困る。」
「そうされると自分がその商品を買い取らないといけなくなる。」
「うちで引き取っても捨てるだけなので、クーリングオフはやめてくれ。」
と言われ、クーリングオフを妨げられた。 |
すぐに業者に電話を入れ、クーリングオフを申し出たが、「担当者がいないのでわからない。」と言われ、連絡が取れない状態が続いた。ようやく連絡が来たものの、「既にクーリングオフ期間も過ぎているので、解約はできない。」と言われた。 |
担当者に電話でクーリングオフを申し出た。電話の際には「こちらで手配しておきます」との返答だったが、その後、クレジット会社から請求がきた。
「クーリングオフしたはずだ。」というと、「クーリングオフの通知は受け取っていません。」「クーリングオフの通知は出したのですか?」 「出していないなら、既にクーリングオフ期間は過ぎているので、クーリングオフはできません。」と言われた。 |
このように |
業者側は、無料点検を装うなど、本来の勧誘する目的を告げずに訪問してくる事が多く、また、事例のように、不実の事を告げて、不安感を煽ったり、 |
「今だけ。」「今なら。」「特別に。」等と言って、その場での契約を迫ります。さらに、「解約はできない。」などとクーリングオフを妨げることもあります。 |
しかし、 |
不実告知やクーリングオフ妨害行為があったとしても、後日その事実を証明することは困難です。 |
クーリングオフ期間が過ぎてしまえば、 |
クーリングオフ期間が経過してしまうと、クーリングオフ制度の利用は困難となります。 |
クーリングオフは、1分・1秒でも期間が経過してしまえば、特殊な事情のない限り、行使できなくなります。担当者の口約束をあてにすることなく、手遅れになる前に専門家に依頼する事をお奨めします。 |
クーリングオフは、トラブル防止のため、内容証明郵便で行うことが最適です。 |
訪問販売のクーリングオフ手続き代行はここから |