悪質電話機 リース商法の被害 |
販売担当者が中小企業や店舗など訪問し、事業者を狙って、電話機や通信機器、事務機器のリース契約の勧誘を行います。 |
「現在の電話機を交換しなければならない」「もうすぐ電話機が使えなくなる」などと事実と異なることを告げて、「今なら工事費無料。」「後からだと多額の工事費がかかる。」などと偽り、その場でリース契約をするよう迫ります。 |
担当者の説明を信じて、申込書にサインをしたものの、
電話機のリース契約 |
主装置一台
電話機○台
コードレス○台など |
約7年間(84回払い)もの長期に渡る高額な契約で、
支払総額を計算すると、100万円近い契約だった |
個人商店で従業員3人なのに、主装置と電話機1台子機2台は意味がない |
コードレス電話機、子機2台なら3万円程度で買えるのに、金額がおかしい |
そもそも、もうすぐ電話機が使えなくなるという話しはウソだった。 |
支払総額が100万円近い契約であることに、後になって気がつくわけです。 |
慌てて販売店に、「クーリングオフします」と言ったところ、「事業主はクーリングオフできません。」と言われた、というケースが殆どです。 |
よくある勧誘事例 |
「この辺りの地域は、もうすぐ光回線になります。」「デジタル回線に対応しているか、確認をさせて下さい」「後日調査に伺います。」との電話があった。
担当者が訪問し、簡単に調査をしたところ、
「現在使用中の電話機の主装置は、IPに対応していませんね。」「IP電話に対応した機種に切り替える必要があります。」
「この地域の光ファイバー工事が今月から開始されます。」「光ファイバー工事が完了すると、光に対応していない古い電話機は使用できなくなります。」
「光対応への推進工事の為、いまなら工事費は無料です。」「近隣の方は、殆ど契約済みで、光に対応しています。」
「今回はキャンペーン中ですので、工事費用もかかりませんが、この機会を逃すと、自己負担で工事をする事になります。今回契約しておかないと、かなりの出費になります。」
「とりあえず回線工事の手配だけでもしておきましょう。」と言いながら、リース申込書を差し出された。 |
よくある勧誘事例 |
「電話回線が全てデジタル回線に移行します。新しい通信規格になりますので、今の電話機のままでは、新規格に対応できず、電話機が使用できなくなります。」 |
「いまなら推進工事として、工事費は無料となりますが、この機会を逃すと、工事費だけで20万円程かかるようになります。」 |
「いまはまだ使えますが、いずれデジタル対応電話機を導入しなければ、使えなくなります。それであれば、工事費無料のいまのうちに切替工事をした方がお得ですよ。」 |
「電話会社に委託されて電話回線の点検をしています」というウソも |
「電話会社に委託されて、電話回線の点検をしています。」とウソを言って訪問し、「回線の引き込みが、光回線に変更されますので、主装置の更新を行う必要があります。」などと勧誘するケース。 |
「電話会社から委託を受けて主装置の工事を行っています。」と称して訪問し、
「この辺りの電話回線を光ファイバーに変更する工事が行われています。」「工事が完了しますと、光通信の高速化の影響で、古い機種では雑音が多くなったり、プツッと切れたりする現象が起こります」
「そのため、この地域を順次訪問して、新しい機械への更新をお願いしています。」「主装置を設置して、光対応電話機に機種変更しないと、聞こえが悪くなり、電話機が機能しなくなります。」「いまは大丈夫でも、遅かれ早かれ、必ず機種の更新が必要となります。」 |
よくある勧誘事例 |
突然、販売担当者が来訪してきた。担当者は「定期検査をしております。」と言いながら、電話機の裏の日付を見た。そして、
「もうすぐ使用期限が切れますね。主装置を取り付けないと、電話代がこれから高くなりますよ。」「主装置を取り付けるために、電話機も新しい機種に更新しなれければなりません。」
と言われ、新しい機器を導入するよう勧誘された。 |
よくある勧誘事例 |
販売担当者が、「電話回線のチェックをさせて下さい。」と突然訪問してきた。
担当者が電話機や電話線のチェックをはじめ、しばらくすると、
「この電話機は、電話ファックス一体型のものですね。」「機種が古いので、デジタル対応ができず、不具合が出ているようです。」
「不具合をなくすためにも、デジタル対応の新しい電話機に機種を更新したほうがいいですよ。」「今なら、工事費・設定費は一切かかりません。」
などど、新しい電話機に更新するよう勧められた。 |
よくある勧誘事例 |
「現在の電話回線を光電話に変更すると、電話料金が安くなります。」
「ただ、現在お使いのビジネスホンでは、機種が古く、光電話に対応していません。」「電話機を新しいものに変更する必要があります。」
「光回線に切り替えて使用回線数を減らせば、回線使用料が無くなります。」「更に、光電話は通話料も安くなります。」
「通信費がだいぶ安くなりますので、新しい機器を導入したとしても、長い目で見れば、むしろプラスになります。」「今なら工事費も無料です。」
などど、光電話に変更して回線を一本化するよう勧められた。 |
よくある勧誘事例 |
「近く、電話会社の回線の通信規格が変更されます」「それに伴い、回線工事が必要になります。」
「電話料金の内訳書の回線使用料が「事務用」と記載してある電話は、将来的にデジタル回線にしないと、電話が使えなくなってしまいます。」「オールIP化、という言葉を聞いたことはありませんか?」
「電話会社が順番に地域全体の回線工事を進めていますが、この地域でも、もうすぐ回線工事が始まります。」
「今なら工事費は無料ですが、この機会を逃してしまうと、別途工事となりますので、工事費は15万円〜20万円はかかります。」
と言われ、回線工事として必要なことだと思い、契約をすることにした。 |
よくある勧誘事例 |
「現在お使いの電話機のリース契約期間がもうすぐ終了します。」「リース切れとなりますと、現在お使いの電話機はリース会社に返却しなければならなくなりますので、当然、使用できなくなります。」
いきなり「更新手続きをしなければ、電話が使用できなくなります。」と言われたため、あわてて契約をしてしまった。 |