ターゲットは、アパート・マンションの一人暮らしの若者、
また、新しく入居してきたばかりに被害にあったという相談が非常に多いです |
↓まず |
あたかも、管理会社か水道局の関係であるかの如く,
訪問販売会社のセールスマンが訪問してきます。 |
*オートロックになっていても、なぜか、部屋のドアの前まで来てることが多い。 |
「水回りの検査をします。」 |
「マンションの水道の管理に来ました。」 |
「水質検査を行っているもので、玄関を開けてもらえませんか?」 |
「昼間、居なかったのでので、水道の件で来ました。」 |
「このあたりの水が汚いという意見が多いので、回っている。」 |
「今、このマンションで水質調査を無料で行っています。」 |
「水質調査を行ったから、その結果を台所の水道で見ないといけない。」 |
「現在、水に関する切り替え作業を行っており、10分程度で終わる。」 |
「この地域で活水機の設置が可能になったので、説明をします。」 |
*検査と営業が、役割分担となっていて、別の人の場合もあります |
↓そして部屋に入れると |
「マンションなどは、消毒が多くされている。」と言いいながら、浄水器を取り付け、透明のコップ2つに、それぞれ水道水と浄水器の水を入れ、そこに試薬を垂らし、黄色く変化するのを見せながら、「うわぁ・・・ひどいなぁ」と言い、 |
「黄色くなったのは、水道水に含まれる塩素が原因。」 |
「水道水で、お茶の葉が沈むのは、ビタミンが塩素と吸着し破壊されるから。」 |
「今の水道水を使用していると、アレルギーや癌を発生する可能性がある。」 |
「将来、子供を産むときに、体内に蓄積された影響により、その子供に障害などの影響が出る。」 |
貯水タンクの写真や、様々な資料を見せ、塩素の危険性を説明し、不安を煽ります。 |
↓次に商品の勧誘をしてきます |
「水道水よりこんなに清潔です。飲み比べてください。」 |
「お茶やごはんがおいしくなります。」 |
「水出しの麦茶を飲めるし、 ご飯もおいしく炊けて、保温しても変色しない。」 |
「この浄水器の水で顔を洗うと肌がスベスベになるし、便秘も治る。」 |
「アトピーに効き目がある。」 |
などと言って、浄水器の勧誘が始まります。 |
↓まずは、気軽なレンタルを勧めることもあります |
「1日、約百数十円だけで美味しい水を半永久的に使用することができる。」 |
「1日、約百数十円だからみなさん契約している。」 |
などと、割安感と、お手軽感を強調し、レンタルを勧めることもあります。 |
*もちろん、初めから、「月々○○○円だから、1日200円のペットボトルのミネラルウォーターを買うよりも、一生使える○○万の浄水器のほうが、こんなにお徳。」などといって購入を勧めてくることもあります。 |
↓ 次に、その後、レンタルではなく、購入を勧めます |
「実は、今回契約した人には、販売もしている。」 |
「ずっとレンタルするなら、買い取ったほうがこれだけお得。」 |
「うちには儲けがあまりないけどね。」などと、買取を勧める。 |
*目的は、当初から販売目的です。 |
*ただ、中には5年間のレンタル契約(中途解約不可)を、口座自動引落で契約させる場合もあります。(実質上は、買取価格) |
↓しかも、その場での契約を迫ります |
「今回は団体受付でしていますので、工事代・メンテナンス代(フィルター交換代・引越しのときなど)が今回はすべて無料です。」 |
「普段は一般受付で工事代1万円、メンテナンス代は自己負担になる。」 |
などと、その場で契約することを迫られ、契約をしてしまった。 |
おかしいと思い、電話やハガキでクーリングオフを申し出たところ、 |
クーリングオフを妨げたり、契約維持を強要するケースがあります。 |
「商品の性質上、再利用は出来ないのでクーリングオフは困る。」
「そうされると自分がその商品を買い取らないといけなくなる。」
「うちで引き取っても捨てるだけなので、クーリングオフはやめてくれ。」
と言われ、クーリングオフを妨げられた。 |
すぐに業者に電話を入れ、クーリングオフを申し出たが、「担当者がいないのでわからない。」と言われ、連絡が取れない状態が続いた。ようやく連絡が来たものの、「既にクーリングオフ期間も過ぎているので、解約はできない。」と言われた。 |
担当者に電話でクーリングオフを申し出た。電話の際には「こちらで手配しておきます」との返答だったが、その後、クレジット会社から請求がきた。
「クーリングオフしたはずだ。」というと、「クーリングオフの通知は受け取っていません。」「クーリングオフの通知は出したのですか?」 「出していないなら、既にクーリングオフ期間は過ぎているので、クーリングオフはできません。」と言われた。 |
このように |
業者側は、無料点検を装うなど、本来の勧誘する目的を告げずに訪問してくる事が多く、また、事例のように、不実の事を告げて、不安感を煽ったり、 |
「今だけ。」「今なら。」「特別に。」等と言って、その場での契約を迫ります。さらに、「解約はできない。」などとクーリングオフを妨げることもあります。 |
しかし、 |
不実告知やクーリングオフ妨害行為があったとしても、後日その事実を証明することは困難です。 |
クーリングオフ期間が過ぎてしまえば、 |
クーリングオフ期間が経過してしまうと、クーリングオフ制度の利用は困難となります。 |
クーリングオフは、1分・1秒でも期間が経過してしまえば、特殊な事情のない限り、行使できなくなります。担当者の口約束をあてにすることなく、手遅れになる前に専門家に依頼する事をお奨めします。 |
クーリングオフは、トラブル防止のため、内容証明郵便で行うことが最適です。 |
訪問販売のクーリングオフ手続き代行はここから |