↓まず、販売目的を隠し、事実と異なる説明をして訪問してきます。 |
■「警報装置の点検を順に回ってしています。」 |
■「マンションの管理会社の注文を受けて、防犯警報機を付けるように言われて来ている。通知等が来ていると思うが確認していますか?」 |
■「最近、この周辺で窃盗事件が多発しています。今ご近所の皆様に、安全上の義務として、防犯装置の設置をお願いしています。詳しく説明しますので、まずは話を聞いて下さい。」 |
↓マンションの管理会社からの依頼と思い、ドアを開けると、 |
以下のように、事実異なる説明をし、不安感を煽ります。 |
■「こんな鍵なら2秒で開けられる。開けましょうか?」
「女の人の一人暮らしなんて、侵入者に襲われる。」
「下着とか取られるんですよ、気持ち悪くないですか!」 |
■「これなら侵入してきたらブザーが鳴る。」「何かあったらすぐに駆けつけます。」「登録した相手に緊急時連絡が行きます。」「携帯電話等で家電を遠隔操作できます。」 |
■「1日にかかる費用は150円で、それで防犯ができるということで、それを集金は難しいので、引き落としの形でやっています。」 |
*クレジットを組ませることを紛らわしい表現で誤認させます。 |
■「この契約は5年契約で、5年の間は解約できませんが、6年目以降は再度契約して頂くか、そのまま解約していただくかは自由です。ただ、6年目以降は一切お金を頂かない、というプランを現在キャンペーン中で行っている。ほとんどの方がそのプランを選んでいる。」 |
*商品代金の分割払いが終われば、当然、その後の支払はなくなります。 |
■「1階の住人はほとんど付けている。」
「経済的に問題が無い方は付けていただくようにしている。」
「今回は集中工事なので安いが、今後注文を頂いた時は値段が高くなる。」
「今、3階のお客様にも取り付け中です。」 |
*事実と異なることを告げて、契約を迫ります。 |
↓突然のことに、躊躇していると、 |
■「何で悩むのか僕には理解出来ないですよ!」「だって警報機というのは、ホント、これからあって当たり前のものになりますよ?」 |
■「うちはマンション管理組合とは関係ないですが、管理組合なんて何もしてくれない。」「民間警備会社は対応が遅い。」と言われて、怖くなって契約をした。 |
↓その後、 |
■説明書を読んだら 実際は自己完結型セキュリティ、ただの警報装置、機械だけの購入に過ぎず、「駆け付けサービス」など無いものだった。 |
説明と違うと思い、販売店に解約を申し出たところ、「そんな説明はしていない。」「変な言いがかりはやめてもらいたい」「既に、設置して使用したものは、再販売できないので、クーリングオフできない。」と言われた。 |
*これらは、万一の場合、駆けつけてくれるような総合セキュリティーシステムではなく、ただの警報機、防犯用具の訪問販売です。 |
おかしいと思い、電話やハガキでクーリングオフを申し出たところ、 |
クーリングオフを妨げたり、契約維持を強要するケースがあります。 |
「商品の性質上、再利用は出来ないのでクーリングオフは困る。」
「そうされると自分がその商品を買い取らないといけなくなる。」
「うちで引き取っても捨てるだけなので、クーリングオフはやめてくれ。」
と言われ、クーリングオフを妨げられた。 |
すぐに業者に電話を入れ、クーリングオフを申し出たが、「担当者がいないのでわからない。」と言われ、連絡が取れない状態が続いた。ようやく連絡が来たものの、「既にクーリングオフ期間も過ぎているので、解約はできない。」と言われた。 |
担当者に電話でクーリングオフを申し出た。電話の際には「こちらで手配しておきます」との返答だったが、その後、クレジット会社から請求がきた。
「クーリングオフしたはずだ。」というと、「クーリングオフの通知は受け取っていません。」「クーリングオフの通知は出したのですか?」 「出していないなら、既にクーリングオフ期間は過ぎているので、クーリングオフはできません。」と言われた。 |
このように |
業者側は、マンションの管理会社からの委託を装うなど、本来の勧誘する目的を告げずに訪問してくる事が多く、また、事例のように、不実の事を告げて、不安感を煽ったり、 |
「今だけ。」「今なら。」「特別に。」等と言って、その場での契約を迫ります。さらに、「解約はできない。」などとクーリングオフを妨げることもあります。 |
しかし、 |
不実告知やクーリングオフ妨害行為があったとしても、後日その事実を証明することは困難です。 |
クーリングオフ期間が過ぎてしまえば、 |
クーリングオフ期間が経過してしまうと、クーリングオフ制度の利用は困難となります。 |
クーリングオフは、1分・1秒でも期間が経過してしまえば、特殊な事情のない限り、行使できなくなります。担当者の口約束をあてにすることなく、手遅れになる前に専門家に依頼する事をお奨めします。 |
クーリングオフは、トラブル防止のため、内容証明郵便で行うことが最適です。 |
訪問販売のクーリングオフ手続き代行はここから |